我々が卒業生に願うのは、
激動の時代を超え、活躍する人材になること
これから加速していく「第四次産業革命」、「人工知能革命」による市場、産業、社会の変化は、
人材に求められる能力を、根本から変えていきます。
その結果、これまでの「偏差値教育」で優秀と言われてきた人材も、
AIに仕事を奪われることになります。
この変革の嵐の中で、単に「知識」を教え、「学士」の資格を与えるだけの「大学」は、
その存在意義を問われることになります。
一方で、それぞれの専門分野で、しっかりとしたスキルを身につけることのできる「専門学校」は、
これからの時代に新たな注目を集めるでしょう。
しかし、実社会で真に活躍するためには、専門分野の「エキスパート・スキル」だけでなく、
同時に、「5つのプロフェッショナル力」を身につけることが求められます。
こうした人材を育成するために、「21世紀アカデメイア」は、2023年4月に、
富士河口湖畔に「ファイブ・スター・プロフェッショナル研究所
(Institute for Five Stars Professional、略称IFIS[アイフィス])」を設立しました。
この研究所では、学生が「5つのプロフェッショナル力」を身につけるための、
様々なカリキュラムの開発と普及を進めていきます。
我々が卒業生に願うのは、ただ、希望する企業や業界に「就職」できることではありません。
その就職した企業や業界で、「活躍」する人材になることです。
そして、そのことを通じて、卒業生の誰もが、素晴らしい人生を拓くことを願っています。
その願いを込め、我々は、「21世紀アカデメイア」への進化の道を選びました。
我々がめざすのは、「大学も専門学校も超える新たな学びの場」の創造です。
21世紀アカデメイア 学長
田坂 広志
東京大学卒業。同大学院修了。工学博士。多摩大学大学院名誉教授。 2023年4月、21世紀アカデメイア学長就任。
世界最大のシンクタンクを経て日本総合研究所を設立。
様々な新事業開発を手掛けるとともに、大手企業3社にて 経営トップの戦略参謀を務める。
さらに、内閣総理大臣の政策顧問である内閣官房参与や 世界経済フォーラム(ダボス会議)の専門委員を務めるなど、 国際的に活躍する傍ら、8,000名の経営者が集まる田坂塾を 開塾し、永年、数多くのプロフェッショナルの育成に従事。
著書は『知性を磨く』『人間を磨く』『能力を磨く』『成長の技法』 『田坂広志 人類の未来を語る』など国内外で100冊余。
校長メッセージ
私は常々『できない理由を言うのは簡単』であり、『どうやったら実現することができるのか』を考えて行動することが大事だと考えています。自分自身の経営者としての経験からも”実現力“の大切さを痛いほど経験してきていますので、日本の未来を背負って立つ若者達に多くのチャレンジができる環境を用意したいと思っています。
『人生はサバイバルでありオモシロでもある』
私は自分が学校長の立場になって仕事をするなんて思ってもいませんでした。
人生何があるかわかりませんね。まさにサバイバルでありオモシロであると実体験でそう思います。
私は教員として長い間教育業界で仕事をしてきました。酸いも甘いも経験して一時は教育業界での仕事が嫌になったこともあります。
また、自分の力を試したいという思いで起業したこともあります。
ご縁があり現在では学校長として仕事をさせていただくこととなりましたが、教育業界を一度嫌になった自分だからできること、起業してビジネスの世界で生き抜いてきた自分だからできる学校づくりをしたいと考えています。
『努力賞ってどうなん?』
個人的には“努力している“”頑張っている“という言葉があまり好きじゃないんです。怒られちゃうかもしれませんが・・・
もちろん努力は必要なのですが、努力をすることが目的となることが嫌なのです。
努力しても売り上げがなかったら会社は潰れます。「努力したけど潰れちゃいました~」って笑えませんし、言い訳したり誰かのせいにしても意味ないですよね。つまり結果の出る努力が大事なのです。
当たり前のレベルが高ければ努力しないとついていけませんよね?
逆に当たり前のレベルが低ければそんなに努力しなくてもやっていけます。
環境は人を変えると言います。
レベルを上げたり成長したいのなら、当たり前のレベルの高い環境に身を置くことが大事だと思っています。そんな学校にしていきたいと思っています。
最後に、『点を繋げることが大事』ということをお伝えします。
いまやっていることや起きていることが必ず今後の人生で繋がり線となっていきます。
私を例にすると、教員を辞めたこと、起業して自営業の苦労を知っていること、これらの経験があったからこそ本校の学校長として仕事ができることがその証明になっていると思います。
このページを開いた皆さんの今が皆さんの人生における新しい出発点となり、今後の人生においてこの点は線となり面となっていくことを願い、若者の輝ける未来に向けた学びの場を本校は提供していきます。
大阪ビジネス・アカデミー 校長
古賀 啓介