色彩検定ってどんな資格?
色彩検定とは配色やユニバーサルデザインなど色に関する理論的な知識やカラーコーディネートなどを習得する資格です。
業界や職種を問わず応用できる資格で、アパレル業界の人やデザイン業界はもちろん、販売職や企画職、事務職など広い職業の人が取得しています。1〜3級と、UC級という色のユニバーサルデザインに特化した級があります。
色彩検定の資格取得方法
受験資格
特になし。
受験方法
全国の指定会場にて受験(マークシート方式)
出題内容
- UC級:高齢者の色の見え方、色覚のタイプによる色の見え方など
- 3級:色のはたらきや、配色の基本的な考え方、色の心理効果など
- 2級:マンセル表色系、ビジュアルデザインの色彩、地域の気候風土がつくりだす景観色彩など
- 1級:色彩のビジネス活用、景観計画における色彩基準、日本の色彩文化など
合格基準
- 1〜3級:200点満点の140点前後。※ただし問題の難易度により多少変動有り
- UC級:200点満点の160点前後。※ただし問題の難易度により多少変動有り
難易度・合格率は?
各級の合格率は以下の通りです。(2024年度)
- UC級:78.7%
- 3級:74.7%
- 2級:69.1%
- 1級:41.8%
受験者の多くが10代〜20代と若い世代が多いためか、難易度は易しめです。公式のテキストや過去問、配色カードなど学習のためのツールが充実しているので、これらを活用して試験に臨みましょう。
出典:色彩検定HP
色彩検定の資格取得メリット
業界を問わず、さまざまな職種で色彩の知識を活かせます。たとえば事務職や営業職なら、資料を読みやすく見せる配色に役立ちますし、看板など誰にでも判別しやすいデザインを作る場合には、UC級で学ぶ知識が力になります。また、プライベートでも服のコーディネートやインテリアの色合わせなど、日常の中で幅広く応用できます。
色彩検定を活かせる仕事
色彩検定の資格を持っていると、さまざまな仕事で活かすことができます。
- 事務職:書類の作成やファイリング、電話や来客対応などを担当
- アパレルスタッフ:来店されたお客様に対しての対応や、商品やコーディネートの提案を行う
- webデザイナー:企業のHPやLPなどを制作
- フラワーショップスタッフ:お客様の希望に沿ったブーケ作りや、花の管理、店舗のディスプレイなどを行う
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