ファイナンシャル・プランニング技能検定とは?
ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)は、お金に関する幅広い知識を備え、個々の将来像や目標に合わせて、安心して暮らせる資金計画を一緒に考えるプロフェッショナルです。
「お金」と一口に言っても、現金・貯蓄・キャッシュレス決済・株式などの金融商品、さらに税金まで多岐にわたります。
FPは、税制・住宅購入・子どもの教育費・老後資金・投資運用・相続対策など、日常生活に密接に関わるお金の課題を総合的にサポートします。
日本FP協会では、こうした幅広い相談に応えられる存在として、FPを“家計のかかりつけ医”と表現しています。
ファイナンシャル・プランニング技能検定の難易度は?
- 3級:
CBT試験:86.60%(学科)、84.88%(実技) - 2級:
CBT試験:47.18%(学科)、56.47%(実技)
紙試験:44.44%(学科)、48.82%(実技) - 1級:82.44%(実技のみ)
期間:2025年9月~2026年2月
3級の合格率は比較的高いですが、2級の合格率は50%前後のため、油断は禁物です。しっかり対策して挑みましょう。
出典:FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ
ファイナンシャル・プランニング技能検定の資格取得メリット
金融・保険・不動産業界などへ就職・転職する際に大きな武器や評価の対象になるだけでなく、お金に関する体系的な知識が身につくことで、宅建や税理士、社会保険労務士といった他の士業・ビジネス系資格に挑戦する上での強力な土台となり、さらに自分自身のライフプランや資産形成にも一生役立てられる点が大きなメリットです。
ファイナンシャル・プランニング技能検定の資格取得方法
受験資格
特になし。
受験方法
2・3級の場合は全国の試験会場でパソコンで受験(学科試験と実技試験)。
1級の場合は、指定された日時に全国の試験会場で筆記試験。
出題内容
2・3級
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
1級
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
- 顧客データの収集と目標の明確化
- 顧客のファイナンス状況の分析と評価
- プランの検討・作成と提示
合格基準
- 2・3級:学科試験は36点以上(60点満点)、実技試験は60点以上(100点満点)
- 1級:60点以上(100点満点)
ファイナンシャル・プランニング技能検定と相性のいい資格
FP(ファイナンシャル・プランニング)の資格を持っていると、会社の経営やビジネスに関わるさまざまな仕事で活かすことができます。
- 宅地建物取引士:FPの「不動産」や「相続」の分野は宅建試験の内容と深く重なっているため、セットで取得することで、不動産売買だけでなく「お客様の資産状況に合わせた資金計画や住宅ローンの提案」までまとめて行えるようになり、市場価値が跳ね上がります。
- 日商簿記検定:簿記で「企業の財務・お金の出入り」を理解し、FPで「個人の資産・税金」を理解することで、法人の経営者に対するビジネス提案や個人の財務コンサルティングが完璧に行える、最強の掛け算になります。
ファイナンシャル・プランニング技能検定を活かせる仕事
FP(ファイナンシャル・プランニング)の資格を持っていると、会社の経営やビジネスに関わるさまざまな仕事で活かすことができます。
- ファイナンシャルプランナー:資格の知識をそのまま活用し、個人の資産設計やライフプランを提案する独立・企業内FPとして活躍できます。
- 宅地建物取引士(宅建士):不動産の売買や仲介を行う際、単に物件を紹介するだけでなく、FPで学んだ住宅ローン、不動産税制、相続対策といった知識を掛け合わせることで、お客様の人生設計に寄り添ったワンランク上の資金計画(ライフプランニング)を提案できるようになります。
- 経営者:自社の財務基盤の強化、節税、将来の事業承継や相続対策など、経営トップに必要な知識としてダイレクトに役立ちます。
- コンサルタント:企業や組織が抱える問題を解決に導く仕事。
