ビジネス実務法務検定試験®ってどんな資格?
ビジネス実務法務検定とは、色々な業種に通用する法律を正しく習得することを目的とした資格です。
例えば営業であれば取引や契約を結んだりする際の法律への理解が深まりリスクを回避することができたり、コンプライアンスへの意識が高まる中、企業として問題のない対応が取れているかなど、業種や職種を問わず企業で取得を推奨されている資格です。
ビジネス実務法務検定試験®の資格取得方法
受験資格
特になし。
受験方法
自宅から自分のPCで受験、または全国の試験会場でパソコンで受験(CBT方式)
出題内容
- 3級:公式のテキストから出題
- 2級:公式のテキストから出題
- 1級:民法や商法・会社法といった基本的な法律を中心に、どの仕事でも起こりやすい法律トラブルや、特定の業界でよく関係する法律を分かりやすく取り上げて出題
合格基準
- 2・3級:100点満点中70点以上
- 1級:共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上をもって合格。
※不合格者の得点上位者で共通問題2問・選択問題2問のうち、得点が50%未満の問題がある受験者を準1級として認定しています。
難易度・合格率は?
各級の合格率は以下の通りです。(2024年度・第2シーズン)
- 3級:46.3%
- 2級:41.9%
- 1級:16.6%
3級でも50%を切るため、比較的難しい検定と言えます。
合格者の多くは、隙間時間を有効に活用し、テキストを繰り返し読み込むことで学習効率を高めていたようです。確実な合格を目指すのであれば、同様に日常の時間を計画的に活かし、継続的に知識を積み上げていく姿勢が重要です。
ビジネス実務法務検定試験®の資格取得メリット
ビジネス実務法務検定は、契約書の確認やトラブル防止など社会で必要な法律の基礎を実務的に学べる資格で、企業のコンプライアンス対応や将来のキャリアアップに役立つだけでなく、宅建士や行政書士などの法律系資格へのステップにもなります。
新卒採用では、法律の知識や素養をしっかりアピールできる有効な手段となり、社会人になってからも異動や昇進の際に自分の強みとして活かせます。
ビジネス実務法務検定試験®を活かせる仕事
ビジネス実務法務検定試験®の資格を持っていると、さまざまな仕事で活かすことができます。
- 営業:自社の商品を売り込んだり、顧客を新規開拓したりする仕事
- 人事:人材採用や育成、人事評価など企業の人材に関する業務を担う
- IT業界:パソコンやネットワーク、通信インフラなど情報技術に関する職業
