日本語能力検定ってどんな資格?
日本語能力試験は、日本語を母国語としない人や日本の国籍を持つ人が、日本語をどれくらい正しく使えるかを確かめる試験です。合格すると、日本語の実力が認められます。N1〜N5の5段階があり、N1が最も高いレベルです。この試験の結果は、大学や会社などで、日本語の力を証明するものとして使えます。
日本語能力検定の資格取得方法
受験資格
特になし。
受験方法
全国の指定会場で受験
出題内容
言語知識・読解、聴解など
詳細:試験科目と問題の構成 | 日本語能力試験 JLPT
合格基準
- N5:180点満点中80点以上(総合得点)
- N4:180点満点中90点以上(総合得点)
- N3:180点満点中95点以上(総合得点)
- N2:180点満点中100点以上(総合得点)
- N1:180点満点中100点以上(総合得点)
難易度・合格率は?
各級の合格率は以下の通りです。(2025年7月実施)
- N5:50.8%
- N4:36.8%
- N3:38.0%
- N2:33.9%
- N1:28.0%
N5までは50%ですが、N4〜N1は20〜30%代になっており、やや難しいと言えます。日本語学校や日本語学習サービスなどで対策しましょう
出典:2025年 第1回(7月)データ | 過去の試験のデータ | 日本語能力試験 JLP
日本語能力検定の資格取得メリット
大学や短期大学はN2以上が必須、専門学校はN3以上が条件になっていることが多いため、最低でもN3は取得しておいた方が良いでしょう。(免除されるケースもあり)
日本語能力検定を活かせる仕事や業界
日本語能力検定は業種や職種を問わず様々な仕事で活かせます。職種によってはN1が必須条件になっていることもあります。
