日商マスターってどんな資格?
近年、企業ではすぐに活躍できるデジタルスキルを持つ人材がますます求められています。
その流れを受け、社内でデジタル人材を育成できる指導者のニーズも高まっています。こうした企業内教育において、確かな指導力と実績でデジタル人材育成に貢献できる人を、日商マスターと位置づけています。
日商マスターの資格取得方法
受験資格
- 日商PCプロフェッショナル認定証を取得している
- (日商PC検定「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3試験いずれも3級以上に合格し、申請をし認定証を取得している人)
- 集合研修への参加
- 「日商簿記初級以上」または「日商原価計算初級」または「電子会計実務検定3級以上」を取得している
受験方法
一次試験はレポートを提出、二次試験は日本商工会議所で面接
出題内容
- 一次試験:研修の内容やポイント、評価についてをまとめる
- 二次試験:提出したレポートの内容について問う
合格基準
合格点は非公開です。
難易度・合格率は?
合格率は非公開ですが、受験するために資格取得の条件があることやレポートの提出が求められること、全国でも60名しかいないこと(2024年12月時点)を考えると、合格率はそれほど高くないと推測できます。
集合研修でしっかりと学び、レポートや面接対策をしましょう。
日商マスターの資格取得メリット
将来人材育成を担当した際や、PCスクール等に就職した際、身につけた知識を自信を持って指導に活かせるという大きなメリットがあります。
また、日商マスターは取得まで最低でも1年かかり、費用も10万円近くかかります。そのため取得者は「努力を継続できる人」「忍耐力のある人」として信頼される証にもなります。
日商マスターを活かせる仕事
ビジネス実務法務検定試験®の資格を持っていると、さまざまな仕事で活かすことができます。
- PCのインストラクター、講師:パソコンの操作方法やWordやExcelなどのソフトの使い方を教える
- 企業内の人材育成担当:社員に対して適切な指導や評価を行う。
